チーム医療推進協議会平成28年度 第1回勉強会 開催報告
チーム医療推進協議会平成28年度第1回勉強会を平成28年11月12日(土)、日本理学療法士協会 田町カンファレンスルームにて開催いたしました。
今回は協議会発足8年目となりましたが今年度の協議会活動テーマが「原点に帰り、多職種でお互いを知り交流を深める」というものでもあり、そのコンセプトのもとに行いました。参加者は、協議会参加団体より、20名ほど、9職種が集まってのディスカッションになりました。
まず「日本の多職種連携教育と連携実践の礎となる多職種連携コンピテンシーについて」というテーマで筑波大学春田淳志先生にご講演いただき、その後多職種での小グループに分かれ、ワールドカフェ方式でテーマに沿ってディスカッションを行いました。「チーム医療、多職種連携を難しくているものはなんだろう?」というテーマでディスカッションを行ったあと、さらにまた「それを解決するにはどうしたら良いか?」と深めていきました。まさに「互いに学び会う」場となりました。参加された方のそれぞれの職種としてのご自分の職場での苦労、工夫などを話し合いいながら、これから出来ることは何か、を考えていきました。やはり、「多職種協働を教育段階から進めていくべきである」「今回の勉強会のような地道な交流の場を設けていくべきである」ということが各テーブルで話し合われました。そこでの話し合いの結果報告や、事後に戴いたアンケートからは、まさに「患者中心のチーム医療」「多職種協働」を推進する協議会が進むべき方向について、参加の皆様からご示唆いただくような形になりました。
ご参加いただいた皆様、講師の春田先生、ありがとうございました。