チーム医療についてぜひ知っていただきたい
7月2日(金)~4日(日)、東京国際フォーラムで(東京都・有楽町)で診療放射線技師の学術大会である「第26回放射線技師総合学術大会・第15回東アジア学術交流大会」が開催されます。
この学術大会は、全国の診療放射線技師を対象に毎年開催しているものですが、今回は「国民に見える診療放射線技師」をコンセプトに、放射線技師のみならず、みなさまにもご参加していただけるものになりました。本大会のテーマは「国民から必要とされる職業」です。
プログラムでは、「がん検診」「乳がん体験を通して伝えたいこと」「重粒子線がん治療」「放射線診療と医療被ばく」「チーム医療と医療安全」 「ドクターヘリ」などの講演を用意しています。国民のみなさまがご参加できる市民公開エリアは無料です(このほか、診療放射線技師だけを対象にしたプログ ラムがあります)。
このほか、病院で働く15職種と患者会で組織する「チーム医療推進協議会」からは、みなさまに「チーム医療」やチームのメンバーの役割や仕事内容を知って頂きたく、ポスター発表をいたします。
さらに、国民の罹患率が高い「がん」「心筋梗塞」を例に、「予 防・検診から治療・退院までの期間、どのようにメディカルスタッフが関わるか」についても紹介・説明いたします。チーム医療を成功させるためには、みなさ まにも参加して頂き、一緒に考えていく必要があるからです。
また、細胞検査士会では、がん細胞を顕微鏡で観察して頂く実演もいたします。顕微鏡を通して、がん細胞を観察する貴重な機会になることと存じます。