本年11月29日に、チーム医療推進協議会の代表を務める上田会長、斉藤理学療法士協会会長と日本看護協会の高橋会長が厚生労働省を訪問し、武見敬三厚生労働大臣に医療関係職種の賃金引き上げの要望書を提出した。

医療関係職種の賃金引上げが可能となるよう令和 6 年度診療報酬改定において必要な改定率が確保されるように要望しましてまいりました。

武見厚労大臣からは「全産業より賃金が低いことは理解している」と応じた上で、「この格差を縮めるためにも全産業に合わせて賃上げは必要である。国民の医療を守るため、人材を 確保することは重要だ。医療 DX を実現し業務改善も図りながら、一緒にがんばっていきましょう」との考えを示しました。 要望書提出の後には引き続いて厚生労働省内の記者会見場にて報道機関向けの会見も開催され予定時間をオーバーする質疑応答があった。

※上記写真、左から上田代表、高橋看護協会会長、 武見厚労大臣、木澤看護協会理事、斉藤理学療法士協会会長